RESTRICTED ARCHIVE
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FUKU WO HORU DIGITAL ARCHIVE
このページは、私たちの活動記録である書籍
『服ヲ掘ル』を所有し、その扉を開く鍵(パスワード)を手にした方のために用意した、限定的なデジタルアーカイブです。
ここに収録されているパターンデータは、
私たちが「服ヲ掘ル」という行為を通して、実際に解体し、観察し、
分析したヴィンテージウェアの構造を、そのまま残した記録です。
完成形の設計図でも、再現用の型紙でもありません。
当時の職人の思考や、時代背景、効率や制約までも含んだ
「途中経過の痕跡」として、できる限り手を加えずに置いています。
研究の進行や検証の積み重ねに応じて、
新たなデータは不定期(しかし確実に)ここへ追加されていきます。
実は過去に一度だけ、
1ヶ月ほどパターンデータをWebで販売してみたことがあります。
そのとき、正直に感じました。
「あ、これは続けたら儲かるな」
「アーカイブが増えれば、堅実なビジネスになるな」と。
でも同時に、強烈な居心地の悪さも感じて、すぐにやめました。
当時の職人が生み出した形を、
そのまま自分の“商品”として並べることが、
まるで歴史を消費しているようで、どうしても「気持ち悪い」という感覚が拭えなかったのです。
もし、ヴィンテージのパターン販売が
「安易に儲かるビジネス」として確立されてしまったらどうなるか。
愛のない解体や、最悪の場合は解体したフリだけをした、
そんな悲しい商売が横行してしまうかもしれない。
この服をサンプリングして、
「今の時代に、自分はどう作るか」を考える。
そこから生まれるクリエイティビティが存在する事実があるからこそ、
物づくりに対する想いを、私たちは手放してはいけない。
何よりも、そんな世界は全然面白くない。
ここにある型紙は、
安易な複製や商用利用のために最適化された「商品としての型紙」ではありません。
あくまで、当時の職人の思考や、時代背景による歪みまでも含めて
可能な限り残しつつ、最低限の補正だけを加えた研究資料です。
また、ここにある全ての型紙を用いて
衣服の製作を行うことを前提としているわけでもありません。
加えて、現物から汲み取れる情報や妄想できる深さは重ねるごとに増していく傾向にあります。
10年前に解体したアイテムを今、改めてパターンを作ると異なる見解になる部分も出てくるかもしれません。
そういった意味でもあくまでも参考程度に活用してくれると嬉しいです。
もし内容に誤りや、整合の取れていない箇所、
気づいた点がありましたら、ぜひ教えてください。
この資料室は、完成された場所ではなく、更新され続ける場所にしたいです。
ここにあるデータは、
私たちが信頼を前提に共有している研究資料です。
商用利用や再配布を想定したものではありません。
どうか、この資料が生まれた文脈と時間に、静かに向き合ってもらえたら嬉しいです。
この資料が、
あなた自身の服作りや思考への探究心を深め、
歴史との対話の一助となることを、心から願っています。
どうぞ、奥へお進みください。
このアーカイブは、
忙殺され更新もままならない側面もありますが、
妄想、探求した僕なりの結果を販売では無い形でなにか活用出来ないかと思って作った場所です。
正直に言います。
このページを読んだ皆さんは感じてくれているかもしれませんが、僕はビジネスが下手です。
未だに服ヲ掘ルの活動だけで回る仕組みを構築出来ていません。
私たちの活動が、もっと多くの人に届き、 もっと面白い物を研究を続けるための資金が自然に回るようになれば、
この場所はこのまま、ここにあり続けます。
でも、もしそうならなければ、 この場所の形は変わるかもしれない。
どちらに転んでも、 服ヲ掘ルという行為と共有そのものは続きます。
形が変わるだけです。
そして形は変わったとしても、ポリシーを曲げたように見えたとしても、「信念」は決して曲げません。
その時はまた、正直にお伝えします。
そしてその時は、皆さんの力を貸してください。
とにかく今は、次の展示、服ヲ掘ル vol.6まで全力で走ります。
次もよろしくね。











